速記講座【24】 四字熟語(一生懸命・創意工夫)

 皆さん、練習は続けておられますか。

 えっ、一生懸命やりたいけど、課題が余りないので、どうしていいかわからな いって?

 ほおっ、あなたも指示待ち人間なんですか。

 いまどきの若い人は、指示待ちかマニュアル人間かのどちらかだとよく言われ ますが、それではいつまでたっても前に進みませんよ。周りの人に合わせるだけ では、自分ひとりでは何もできないということじゃないですか。

 えええっ、わたしは若い人じゃないって?

 そりゃあ、ご自分で考えてくださいよ、あなたの人生ですから。

 速記をちょっとやってみようと思ったのなら、あなたのこれまでの知識・経験 なりに創意工夫してくださいよ。

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 と、まあ突き放すのは簡単ですが、練習のヒントを1つ。

 自分の読みたい本で練習するんです。最初からその本のすべてを書き取ってい くというのは負担に思うでしょうから、まずタイトルを書いてみてください。

 次に、目次です。これも短いですが、最近は結構詳しいものもありますね。目 次を見ていると、その本文を読みたくなってきますね。そんなときはどうぞ読ん でくださいよ。

 さらに、「まえがき」なり「あとがき」、これも最初は長く感じますから、そ の中の気に入った言葉を書いてみます。

 それが済んだら、ページを閉じて、今度はどこでもいいから開いてみてくださ い。そのページで最初に目についた言葉を書いてみましょう。

 全部書こうとせずに、その中から抜き出していく程度から始めると、無理なく 練習が続けられ、だんだんたくさん書けるようになります。

 言うまでもないことですが、書いた速記文字は必ず読み返してくださいね。そ して、間違ったところは必ず直していきます。書きっ放しではだんだん字が崩れ てきて、効果が上がりませんからね。

 また、簡明な「四字熟語」集を手に入れるのもよいでしょう。解説は後回しに して、見出しの熟語だけ書いていくのもいい方法です。
 これは、五十音と一緒に漢字音(2音目のイ・ン・ツ・ク・キ等)の書き方の 練習にもなりますから、非常に効果的なんですよ。

 なお、その場合は、解説を必ず読んで意味を確かめていってください。意外と 勘違いして覚えているものも出てきますよ。
 速記の練習を速記のためだけにするのではもったいないですからね。

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 ところで、今までお示しした速記文字で、習熟すれば分速 200字以上の速度は 出るだけのものが含まれています。会話の速度が 300〜 350字/分ですから、お よそ3分の2程度の分量が書き取れます。内容を要約しながら書き取っていくな らこれで十分です。

 ただ、速記のおもしろさというか醍醐味というか、そういうものを味わうには ちょっと物足りないという人もいるかと思いますので、いずれ「こと・もの・と いう・について・において」など、メモ・ノートをとる上でよく使われる言葉の 簡単な書き方についてご紹介していくことにいたしましょう。

〔四字熟語〕


 「ア・カ・サ・タ・ナ・ハ・マ・ラ行」の各音で始まる言葉を順番に書いてみ ました。