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〔第4図〕





 それから例題(第4図)「3」の第1問はいかがでしたでしょうか?

 第1音……ケ……基本文字
 第2音……イ……位置
 第3音……○……不明
 第4音……ク……加点インツクキ法のクの符号

 これも前例に従って種々に当てはめてみると種々に読めます。





 これはケイカクなどが普通に使われるだろうと思います。しかしケイヤクなど という言葉が盛んに使用される場合であったら、もちろんそれに早速応用するわ けでありまして、これをいかに応用するかは、人々によって異なり自分が書こう としている文において、これを応用し、適当に判読するようにしてもらいたいの であります。普通の人が使わないで、特殊な専門的場合にのみ使われる言葉の場 合でも何でももちろん差し支えないわけで、自由に応用してよいのであります。 人によってはこれを、ケイカクに使っておって自分はケイヤクに使おうといった ようなふうに自分の都合のよいように応用するわけであります。

 例題「第4図」の第2問

 第1音……セ……基本文字
 第2音……イ……位置
 第3音……○……不明
 第4音……加点インツクキのンの符号

 これはちょっと見て大体、セイシンなどと読めます。さらに種々と当てはめて 調べてみるとたくさんに読めますが、余りまれに出てくる言葉までも聞いた瞬間 即座にしかも遅れないで敏速にこれを応用して書くというのには相当に骨が折れ るし、それほどまでに骨折って書く必要もありません。余り平素使わない言葉な どの場合は普通のインツクキ法によって書いておき、特によく使われる言葉の場 合にこれを応用するというようにされるがよいと思います。

例題「第4図」の第3問

 第1音……セ……基本文字
 第2音……イ……位置
 第3音……○……不明
 第4音……ツ……加点インツクキのツの符号

 これを見た瞬間に「セイカツ」だなというように直感されはしますまいか。な るほどこれもまた種々に読めはしますが、これだけ「セイ○ツ」とあるものを見 たときにこれを「セイカツ」と読むのはまず普通ではないかと思いますが、いか がでしょう?


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